今日は「雨水」。

「雨水」とは、二十四節気のひとつで、降る雪が雨へと変わり雪が解け始めるころ。
まだまだ寒い日が続きますが、ほんの少し寒さが和らいでいるのを感じられる頃です。
今日も春へ近づいているようです。

日本料理　匠　本店でも春の味覚をお楽しみ頂けるようなお料理になってまいりました。
例えば「お椀」。塗りのお椀のお料理ではなく、炭を入れたかんてきに小鍋を置き、
たっぷりのお出しに筍、新わかめ、胡麻豆腐、そして薄切りの牛肉を入れ、
全体が温まったところでお召し上がりいただくお料理になっております。
優しい春先の味をお楽しみ頂くと食べ終わる頃には体も温まり、ほっと幸せな気持ちになれる
そんな一品です。
他にも、蛤やおこぜ、菜の花や一寸豆などいろいろな食材が入ってきております。
その日の状態を見ながら、一つひとつ丁寧にその日のお料理に仕上げてまいります。

季節の移り変わりを舌で、目で、心で味わって頂けるお料理を今日もご用意して
皆さまのお越しをお待ち申し上げております。