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秋の訪れ

残暑が厳しい名古屋ですが、時々ふと、秋の訪れを感じるようになりました。
日本料理 匠 本店のお料理も、晩夏から初秋へと移りつつあります。

例えば、海の幸や山の幸をいろいろと盛り込んでいく「八寸」では、
鮮やかな翡翠色の「ぎんなん」が、まず目を楽しませてくれます。
もちろん、ぎんなんの産地は、祖父江。
「祖父江」とは、愛知県稲沢市祖父江町。大粒で味もよく、
江戸時代から上質な銀杏が沢山採れる有名な産地です。
今は、まだ早生ですが、見た目も味も「秋」を感じさせてくれる一品です。

八寸には、この他にも、三河で獲れたわたりがにと大徳寺麩、新潟黒崎の茶豆、
名残の坂手うにと石川芋、とこぶしの竜田揚げ、宮﨑牛ロース焼、玉子カスティラなどが。
夏から秋へ、季節の移り変わりを味わえるのも楽しいものです。
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